代表ごあいさつ
専門家として、
皆さまのお役に立てる。
これほどの幸せはありません。

私がお客さまからご相談をいただいた時、一番初めに感じること。それは、感謝の気持ちです。「私を頼ってくださって、ありがとうございます」と。
なぜなら私は、今でこそ、司法書士・土地家屋調査士としてコンスタントにお仕事をいただいていますが、ここに至るまでに、ずいぶんと長い年月を費やしてきたのです。
まず司法試験に合格するまでに、40歳近くまで手間取りました。晴れて開業した後も、最初の1・2年間は「事務所の電話が壊れているのでは?」と思うほど、仕事が来ませんでした。それでも、先輩からの下請けのお仕事などで一つひとつ実績を重ねていくうちに、ご紹介でお仕事をいただけるようになり、じわじわと軌道に乗ってきました。開業10年目の現在は、おかげさまで安定的にご依頼をいただけるようになっています。
このような私ですので、とにかく、司法書士・土地家屋調査士として頼っていただけること自体を、大変ありがたく感じるのです。ですから、ご相談をいただいた時、私の報酬の多寡や労力は、二の次。「この方のお困りごと、私がお役に立てる!」と思ったら、お受けします。
また、もしも「この件は私の管轄ではない」と思った場合も、「できません」の一言でお引き取りいただくことは、まずしません。たとえば弁護士さんなど、私の管轄外のことに対応できる専門家仲間を、できる限りご紹介するよう努めます。私を頼っていただけた以上は、何とか、お困りごとの解決のためのお手伝いをしたいのです。
専門家の力を必要とするさまざまなお困りごとが集まる窓口のような存在に、私はなりたい。そうして、私を含めた専門家ネットワークの力で、一つひとつに最適解を出していきたいと思っています。
「こんなこと、司法書士や土地家屋調査士に相談するべきなのかどうか、わからないけど……」そのようなご相談でも構いません。まずはご連絡ください。私は、ご相談相手に選んでいただけることが、心の底から嬉しく、ありがたいのですから
2024年8月
田野忠明